こんばんは Fu3nori さん
「15秒のクイックスキャン」はCyberCapture の前段(旧DeepScreen) ですね。
基準は明示されてはいませんが、代表的なものとしては
- Avast のデータベース上で過去に記録のないファイルである
- インターネットからダウンロードしたものである
- USB メモリ等から実行されている
- ファイル名に不審な点がある
- ファイルの構造に不審な点がある
のいずれかに該当し、かつデジタル署名のホワイトリストに載っていないファイルに対して発動します。
コンパイルしたての実行ファイルはほぼ間違いなく項番1に該当するため、必然的に発動条件を満たします。
開発環境においては、ファイルの出力フォルダを丸ごとCyberCapture の除外に入れておくしかありません。
配布する場合についても同様で、この場合は項番1と2に該当することから、なおさら回避は困難となります。
ただ、項番1については、複数のユーザーが実行することで「過去の記録」が作成されるため、ユーザーへの展開が進めば、そのバイナリに関しては発動しなくなるはずです。
また、項番2についても、自己解凍形式ではなくZIP等で固めて配布することで、多少はましになるでしょう。